おススメ曲!

2019年11月28日木曜日

「Light」(11月25日発売)

「Light」(配信限定シングル「back & forth」より)


11月25日発売の第三弾「Light」。

ライブではわりと激しめの印象の曲だったけど、音源ではメインの音を低めに抑えて落ち着いた音になってる。
その落ち着いた音の中に、重ねた声がふわりふわりと浮き上がって、美しいメロディと声とに相まって、冬の空気の中に舞う雪のような雰囲気。

曲を下支えするのはベースの低い音で、低いながらも軽やかでユニークなTsuruさん節。曲全体を印象付けるRyuさんの美しいピアノのメロディに、ドラマティックに曲を彩るドラムと光を弾くようなシンバルの音。
サビから始まり、ソロ、そしてベース&ドラム、曲が進むと謎の太鼓も加わったりする。
(Jacksonさんのインスタより https://www.instagram.com/p/B5QN5doJUeN/?utm_source=ig_web_button_share_sheet )

歌詞には雪も冬も出てこないけれど、もどかしい心境を歌うこの歌の温もりを求める感じと、どこかクリスマスソングのような祈りの曲のような重なり合う声、そしてだんだんと音が厚みを増してくる構成が雪が強まり降り積もるようで、そう感じさせるのかもしれない。

歌詞は「Sane Pure Eyes」から熱が失われたような感じ。「Sane Pure Eyes」も「Light」も、どこか「I」と「You」の間に距離がある。
「shine」「rays」「light」 と光に希望を見るようでありながらも、遠く手が届かない感じ。手が届いた時もあったのか、なかったのか、歌詞のストーリーからは、はっきりとは分からないけれど、そこは想像の余地として。復縁への願いなのか、再会への祈りなのか、分からないけれど、諦めきれない想いの発露として。


9月から1曲ずつ配信している「back&forth」。
たしかに「Light」は冬の気配が色濃くなってくるこの時期の公開が似合っていると思う。「Words」はもちろん来月が一番だし、熱さのある「Sane Pure Eyes」は暑さの残る9月、穏やかさのある「Afterglow」は10月、それぞれが相応しい季節での公開になっているみたい。

曲たちは、一連の物語としてみてもいいだろうし、オムニバスストーリーとしてみてもいいんだろう。視点が「I」からブレないのが分かりやすさなのかなと思う。一方向からの視点、想い、に集中できるから。
時に独りよがりになりがちな恋愛というもの。両想いなんて幻想で、両片思いが折り重なっているだけだ、なんて誰かが言っていた気がするけれど。

来月発売の「Words」の歌詞は知っているけれど。「Words」で終わるこの物語、願いが叶ったのか、叶わなかったのかは分からないけれど、そこは想像の余地として。心情的にはハッピーエンドなんだろうと思うよ。
「Words」はソロで歌った前回のCDとはアレンジが違うバンドバージョンらしいから、来月が楽しみ!

英文の歌詞はこちら↓。
https://www.uta-net.com/song/277883/


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配信限定シングル「back & forth」(12/25感想まとめ追加)
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M-1. Sane Pure Eyes(9/25リリース)
https://hyouan-music.blogspot.com/2019/10/sane-pure-eyes925.html

M-2. Afterglow(10/25リリース)
https://hyouan-music.blogspot.com/2019/10/afterglow1025.html

M-3. Light(11/25リリース)
https://hyouan-music.blogspot.com/2019/11/light1125.html

M-4. Words(12/25リリース)
https://hyouan-music.blogspot.com/2019/12/words1225.html






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