『代官山 晴れたら空に豆まいて 10周年記念』
夜の向こうへ -KUMAMI × 宮本毅尚 Two man Live-
2016年9月4日(日)
代官山・晴れたら空に豆まいて
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ステージにはスクリーンが降りていて、日の出や色々な花がつぼみから咲き開く映像が次々と映し出される。
曲も流れてたけど、曲名聞き忘れた。
スクリーンが上がると、正面にKUMAMIが椅子に軽く腰掛けていて、右隣にチェロの五十嵐あさかさん、左に置かれたピアノに ふるやさき さん(漢字確認しそびれました、すみません)。
1 その時は
2 Calling you(Jevetta Steele・映画 『バグダッド・カフェ』 挿入歌)
2人退場し、KUMAMI1人でピアノで、
3 Mr.Lonely
あさかさん登場で、2人で
4 新曲というかイントロダクション的なチェロとの即興セッション的な曲らしい
5 息もできない(新曲)
あさかさん退場で、1人で
6 ボクは今空を見ている(新曲)
KUMAMIはイスに移動、ピアノにふるやさん、サックスに渡辺定路さんの3人で
7 Waltz for Debby(Tony Bennett & Bill Evans)
渡辺さんとあさかさんが入れ替わって
KUMAMIマラカス持って、
8 ボーダーライン
9 瑠璃色の地球(松田聖子)
ふるやさん退場で、KUMAMIピアノへ移動。あさかさんと2人で
10 0[zero]
対バンの宮本毅尚さんを呼んで、ふるやさんあさかさんと4人で
11 夏の終わりのハーモニー(井上陽水&玉置浩二)
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今回、KUMAMIめずらしく前髪上げてて、おでこ全開で。
一瞬「ダレ?」て思った(笑)似合ってたヨ。
「花」がテーマでもあったらしく、3人で花の飾りつけてた。
1曲目の「その時は」。
歌い始めて、「この曲は聴いたことある!なんだっけ?なんだっけ!?」と頭の中があたふたして、束の間うわの空になった。過去ログ調べたら、2014年5月5日に新曲として披露されて、今回2回目の披露。花粉を待つ花のイメージをモチーフにしたバラード。
ふるやさんのピアノはオーソドックスな印象を受けつつも、音の輪郭線が細くてクッキリしているイメージを受けた。
あさかさんは安定の音、ステージに居てくれると安心(くまみの集中力の中だるみ抑止の意味でも)。
2曲目の「Calling you」。
映画 『バグダッド・カフェ』 挿入歌。KUMAMIの高い声がよく活きる歌と思った。
3曲目の「Mr.Lonely」。
色々アレンジされたりすることもある曲だけど、今回はアコースティックでスタンダードな歌い方。とはいえ、どこか、せつなさの方を強く感じた。
4曲目はイントロダクション的な位置付けのチェロとの即興セッションなインスト曲。
という説明が演奏前にあったので、特にタイトルは付けてないのかなと思い、タイトルは聞かなかったけど、タイトル無しで大丈夫かな?後から不安になった。
こういう演奏も良いよね、実験的というか試み的な、お楽しみ。
5曲目は新曲「息もできない」。
あさかさんのコーラスも入る、どこか訥々と語られる詩のようなバラード。
「あなたはどこか空気に似てる」から始まり、空気の他にも太陽や月が出てきたと思う。
6曲目も新曲「ボクは今空を見ている」。
なんてことでしょう。演奏直後にササッと伝えられたタイトルがよく聞き取れなくてアワアワしている内に、曲の印象が吹き飛びました。ごめん。
7曲目は「Waltz for Debby」。
ここのところジャズも勉強しているとのことで、この一曲。この一曲のためだけにサックスの渡辺定路さんを呼ぶというKUMAMIらしい贅沢。
8曲目は「ボーダーライン」。
曲自体はシンプルに歌い上げて聴き取りやすく、よりメッセージ性を強めた感じ。ピアノとチェロの他にKUMAMI自分でマラカス持って鳴らしたけど、歌終わった後に自分で自分のマラカスにツッコミ入れてるし。
9曲目は「瑠璃色の地球」。
同郷・福岡の先輩ということで松田聖子さんカバー。この時はイスから立ってたね。
10曲目は「0[zero]」。
あさかさんが居るならこの曲は演らないと、な一曲。今回、わりと落ち着いた感じに仕上がっていたような気がする。
11曲目は「夏の終わりのハーモニー」。
対バンの宮本毅尚さんを交えての、カバー曲。さいごの一曲らしい曲。
全体的には、イベントタイトル「夜の向こうへ」に合わせたようなセットリストかなぁと思った。
どこか、旅立ちとかお別れのような雰囲気も漂う感じ。
始めから終わりまで、良い声が安定して出ていたなぁと思う。
はてさて、次のライブはいつになるだろうね。