kit presents「Woy yoy yoy」
2019年8月21日(水)
下北沢・SHELTER
SHELTERは地下にある小さめの老舗ライブハウス。低い天井とむき出しの空調と照明、良い音響とライティング。ライブハウスと聞いたら誰もがイメージするような雰囲気の、ライブハウスらしいライブハウス。
開演時間の5分前くらいに会場に到着したら、わりとぎゅう詰めのお客さん。ステージのセッティングから先攻・Ryu Matsuyamaと見て取って、ドリンクは後回しにして、隙間のように空いているスペースへ、ひょろんと体をすべり込ませていく。
どうにかRyuさんの顔が見えるあたりに陣取って待っていると、KitさんとRyuさんが出てきて、今回のイベントを企画したKitさんのご挨拶&ギャグ100連発。
そして一旦はけた後、Ryu Matsuyamaのスタート。
いつものようにWindowが流れ、3人が登場し、準備万端を確認しTsuruさんが手元のパソコンで音を止めようとするも、、、
止まらない?
止まらない!
操作が受け付けられないのか、慌てるTsuruさんに、マネージャーさんも手伝いに来て、Ryuさんも声を掛けたり話したりして場を繋いで。しかし結局Windowを途中で止めることができず、1曲まるっと再生して、止まったよう。
Tsuruさん、とても悔しがってました。そりゃそうね、ADAM at の対バンとして飛ばしていけるカッコ良いセットリスト組んで、久しぶりのRyu Matsuyamaのライブでカッコ良く始めるはずのところでコケちゃったようなもんだし。
とはいえ、それは予想外のステージの魔物のいたずらにやられちゃっただけだから、仕方ないと思うのよ。
とりあえず止まったので、気を取り直して1曲目。
- Sane Pure Eyes
- City
- Crazy
- Boy
- Take a Piece
- In This Woods
- Light
- Thinking Better
- That Mad Rad Tale
- Afterglow
1曲目は「Sane Pure Eyes」しょっぱなからトップスピードですよ。
そして「City」「Crazy」と疾走感ある流れ。「Crazy」は間奏が長いアレンジのバージョン。
4曲目の「Boy」はバンドバージョンで聴くのは初めて。ここのところソロライブでずっと聴いていたのでバラードのイメージが強い曲だったけど。それとは打って変わって、ドラムの音の鮮やかなバンドの音。カッコイイ。
「Take a Piece」「In This Woods」「Light」と少し落ち着いた感じの曲を挟んで緩急つけて。「In This Woods」はアウトロ長めバージョン。
最後の「Thinking Better」「That Mad Rad Tale」「Afterglow」の3つはコーラスがあるので、「3人コーラスはやっぱ聴いてて気持ちがいいね~」と思いを新たにする。
「Afterglow」はTsuruさんのベースの音になんだか色気を感じた。ウェットな感じ?雨だったからかしら。
今気付いたけど、メモの「That Mad Rad Tale」のMadとRadの順番逆やないかーい!恥ずかしー。順番が間違ってる気がして(実際5と8が入れ替わってた)本人に答え合わせしてもらった時に、おもいっきりメモ見せちゃったやんかー。
MCは少なめで、Ryuさんは歌いっぱなしに近かったので水を飲むタイミングを逸してたらしい。長尺な回だっただけに、水はちゃんと飲めるといいね。
到着して空いてる場所を探してるとき、近くにいた男性2人が「CDで予習してきた」とか「生はCDとはぜんっぜん違うから!」とかって話しているのが聞こえてきて、「いいぞ、もっとやれw」って思ってた。
この8・9月はりゅうまつは当然として、GOOD BYE APRIL(8/24,9/7)とADAM at(8/21,9/7)三昧でもありそうだな。
ちなみに余談だけど。
ADAM at のフジロック’19ベストアクト・2位は、本当タイミングが悪かった産物で、実質1位でも良いような気がする。
だって1位の人、サブカル・テクノの神・平沢進。本来ならフェスになんか絶対出てこない人で、この機会を逃したらフェスの平沢は今後絶対にない、っていうのも加味されての桁違いの1位だからなぁ。
ADAM at は3位を大きく引き離しての2位だから、きっとかなり良いパフォーマンスだったんだろう。
「罪なお人だ、ステルスメジャー」と思う、馬骨のはしくれ。