おススメ曲!

2020年4月30日木曜日

検索ワード

ライブシーン、音楽シーンのリアルを届けるメディア「Fanplus Music
「STAY HOME おうちで音楽を楽しもう」という企画から。

Ryu Matsuyamaの3人が「最近おうちで検索したワードとその理由を教えてください!」という質問に動画で答えていました。








本当に三人三様で、面白いなぁって思うわ。





2020年4月29日水曜日

Ryu Matsuyama x KEEN Special Movie

Ryu Matsuyama x KEEN Special Movie !



ポートランド発のアウトドア・フットウェアブランド KEEN。
そのKEENアンバサダーでもあるRyu Matsuyamaの新譜「Borderland」発売記念の、スペシャルコラボ動画が公開されました!

「Borderland」に収録されている、Ovalのmabanuaさんとの共作曲「Blackout feat.mabanua」の流れる中、KEENの靴を履いて歩く三人。
まるでMVのようですね♪






Ryu Matsuyama・2nd full album「Borderland」

2nd full album「Borderland」発売しましたー!!





プロデューサーにOvallのmabanuaさんを迎えて作り上げた、2nd full album!
そのうえ、mabanuaさんとの共作もあり、初めてゲストボーカルを迎えて収録した曲もあり、マスタリングエンジニアとして海外・NYからSTERLING SOUNDのJoe LaPortaさんが参加。
と、新しいこと尽くしでありながら、全9曲中半分くらいが曲としてはけっこう昔の曲だったりするという。
今ではなかなかセットリストにも入ってこない古い曲たちをピックアップしてくれたmabanuaさんに感謝。

しかもジャケットは、Ryuさんのお父さんであるイタリア在住の画家・松山修平さんの絵画で、国境(Borderland)を超えた親子初共演!

新旧の曲であったり、バンドの外から協力者を招いたり、女性のゲストボーカルを招いたり、ミラノやニューヨークといった実際の国境だったり、そのうえ新型コロナウィルスによる行動の制限だったり、いろんな境界線を越えて出来上がった最新作、期待大でしょう!
(オフィシャルサイトリリース情報はこちら→ http://ryumatsuyama.com/?p=5437

すでにデジタル先行配信された3曲も購入済みではありますが、やはりCD現物を手元に置いておきたい!予約特典欲しい!てなわけで買いです。

ちなみに、前作「Between Night and Day」「Back & Forth」、そして今作「Borderland」。この3作、「頭にB」「and が入ってる」という共通点というかRyuさんの遊び心。
この2つ+したら、「Band」だもんね。ソロのアルバムが出る時はどんなタイトルになるんだろ?w


という訳で、ここまでが前置き。感想いきます。とはいえ、あとでまた少し変えるかも。

CD盤面には絵画のシルエットが、彫刻のように美しく。
ブックレットは、全ページがツルツルピカピカの上質なコート紙。
表紙と中に4つの抽象絵画。絵の具の凹凸まで見えるような精細な印刷。
それぞれ別の画なのか、一枚の絵のパーツを切り取っているのかは分からないけれど。
それらはどこか、地球上のどこかの景色のようであり。また、体に残る傷痕のようにも見える。

それはこのCD全体の印象とも重なるように思う。
Ryu MatsuyamaはこれまでのCDで風景を描いてきた。
今回のCDは風景の中でも、心象風景の方に比重がある気がする。
一人の人の人生が見えてくるような。

そして、先行配信で語られた「Go Through, Grow Through」だけでなく、このCD全体が「希望」というテーマで貫かれているように思う。いづれの歌詞も、暗い面や皮肉も描かれていたとしても、光や救いや未来へ向かっていこうとする力に溢れているし。奏でられる音も、Ryu Matsuyamaらしい熱量を持ち、ブラス隊の目の覚めるような明るい音に彩られていたりする。

メジャーデビューを果たし、チームとしても大きくなっていく。そんなRyu Matsuyamaの”今”をよく表しているCDなんじゃないだろうか。
どこか、ぐろうふろむ君の第2章スタートみたいなイメージも湧いてくるし。In a Sunny Place?


音に関しては。
これまではサービス精神旺盛に、いっぱいに音も曲調もバラエティ豊かに詰め込まれて、祝祭のようだった。それがRyu Matsuyamaの音と認識していた。

今回はいろいろ詰め込んでも、一定の幅からはみ出していない感じがする。
そして音が、削ぎ落されて、洗練されて、一つ一つの音が効果的に配されて、曲の輪郭がハッキリ・クッキリしている。それぞれの楽器の音も、とてもよくバランスされている。

良い編集者が入った仕事だと思う。以前の感じも好きだけど、せっかく外部の人の手を借りたのだから明確に良い仕事が見えるのは、可能性を広げていく意味でもいいことだと思うんだ。
まばぬあさんか、らぽるたさんか、どちらの仕事かはちょっと分からないんだけれど。


それでは、曲へ。

track01 Step over
りゅうまつのCDは必ず最初にインスト曲。導入曲として、そしてCD全体を包括するメインイメージとして入れているらしい。
「Step over」は、前半は複数の人の声、後半はいろいろな楽器の音、それらを繋ぐ音楽。
前半の人の声は、何を言っているのか分からなかったけど。後半の音に、これまで出したCDの1曲目インスト曲のイメージが湧いた。
そのため、「たくさんの人の協力で、これまでを超えていく」そんなイメージをこの曲に持った。

track02 Boy
ライブではもうおなじみの定番曲。ロックにも、バラードにも、バンドにも、ソロにも化けられる変幻自在な曲。
今回はバンドバージョンにかなり近い仕上がり。
疲れた心を、労わり、励ます、優しさに満ちた歌。

track03 Go Through, Grow Through
「この楽曲は“希望の歌”です。」そう宣言された曲。この曲にまつわる詳細はYouTubeの説明にお任せするとして。
曲調もマーチのようで、ブラス隊も入って、明るい音で、コーラスも加わって、前知識を持たずに聴いたとしても、きっと希望を感じ取れる曲。
初めて聴いた感想としては、「なんだか物語のある雰囲気の曲だなぁ」って感じた。
映画の主題歌、ゲームのオープニング、アニメのエンディング、そんなような物語性とか絵とかフレームがある感じ。
きっと聴く人それぞれが主役の物語。

ライブではやはり、「oh~ oh~」のところはみんなで歌いたいところ。
とはいえ、聴き入ってしまう癖があるのが難しいところ。



ちょっとだけ、CDを聴いていて、歌詞の「山あり、谷あり」のフレーズに触発されたのか、ポジティブに突き抜けたひげだるまがいくのイメージが湧いてきたのはナイショだ。

track04 愛して、愛され feat. 塩塚モエカ(羊文学)
りゅうまつ初の女性ゲストボーカル。女性の低い声と男性の高い声のボーカルって好きなんだよね。
以前のバージョンと比べると、テンポ少し遅くなった、mabanuaさん効果かな。ポップで明るい曲になった。女性の声が入ったのと、歌詞が整理されたことで、どこか誕生や出産、赤ちゃんや子供のようなイメージも入る余地ができて、より大きな愛をテーマに持てるようになった気がする。
実際は雄のセミの恋の歌、らしいんだけど。

以前のバージョンとは、すごく対照的。前のは、なんだかとても孤独感があって、なんともヒリヒリする感じがした。Thinking Betterのライブチケットを買いにGARAGEのソロライブを見に行ったときの、あの時のRyuさんの姿が、この歌のセミに重なって見えたんだ。あの頃はあの頃の、今は今の、Ryuさんの状況が反映されているのかもね。

ライブで歌うと、どんな感じになるのかなぁ!楽しみ♪

ちなみに今作のベースアレンジバージョン↓ 「愛して、愛され feat. tsuru(Ryu Matsuyama)」 https://youtu.be/ujoB-MSXY7c

track05 Blackout feat. mabanua
urbanとかchillとか都会的なお洒落さを包含しつつ、しれっとはみ出てしまうRyu Matsuyamaらしさを含んだ、mabanuaさんとの共作曲。
作詞中に停電があって、停電がモチーフの歌になったらしい。
単体で聴くと意外性があったけど、CDで通して聴くと整合性がある、ちゃんとりゅうまつの音。
ベースが映える曲。シンバルは音数を絞っている感じがする。いつもならもっとシャンシャン華やかなシンバル音が聴こえてきそうな気がする。
Ryuさんとmabanuaさんの共作であり、feat.mabanuaの理由は曲中の鍵盤弾いてるのが実はmabanuaさんであるから、とのこと。曲とリズムがすでにいつものRyu Matsuyamaの使う音じゃなかったから、まさか鍵盤弾いてるのがmabanuaさんとは気が付かなかったなー。

track06 Sane Pure Eyes(Alternative Mix)
SPEはSPECIAL OTHERSさんのイメージを目指して作られた曲だったそうです。back & forth版は「あまり似てないね」という評価だったそうですが、今回はどうなんでしょ?

てか、ピッチ早!これライブで演ったら息切れ起こしそうよね。
って最初聴いた時思ったんだけど、聴き比べてみたらそうでもないのかな?
ベースの音がback&forth版より控えめな感じ。
Alternative~。

Alternative Mixじゃない方のSane Pure Eyes(back & forth版)は↓へ。
https://hyouan-music.blogspot.com/2019/10/sane-pure-eyes925.html

track07 No. One
初めタイトル見た時、「ノー、ワン」だと思ったら、「ナンバーワン」だった。それならワンマンライブ「Landscapes」の時に聴いてた!と思ったら、どうやら「ノー、ワン」の意味も込みっぽいから、ヨシとしよう。
歌詞に皮肉があったとしても、それも含めてポジティブさがあって、音もカラッと明るい。
それぞれの楽器や声が、とてもシンプルに聴こえてくる曲。
ドラムが迫力ある感じだけど、シンバルがシンプル。

track08 Heartbeat
こちらもワンマンライブ「Landscapes」の時に聴いていました。が、ライブで聴いた時よりも、なんだか可愛い音になったな。
ライブで聴いた時は、なんというかもっと男臭いというか、骨太な感じだった気がする。そっちも好き。

track09 Friend
前にライブで聴いた時、今のバンドメンバーになったときに作った曲って言ってた。
メロディアスな、とても良いバラード曲。
Ryuさんの地声がメインの歌声になっている、わりと珍しい曲かも。
秋冬の定番曲になれそうなイメージ。
『この孤独を友として』


・J-WAVE NEWS 「SONAR TRAX」
https://news.j-wave.fm/news/2020/04/post-5704.html




2020年4月23日木曜日

Ryu Matsuyama「Go Through, Grow Through」

Ryu Matsuyamaの4月29日発売の新譜「Borderland」のリリースに先立って、「Blackout」「愛して、愛され」「Go Through, Grow Through」の3曲が先行配信されています。

その中から「Go Through, Grow Through」のlyric videoがYouTubeで公開されました!




本来なら4月2日にMVの撮影が行われる予定だったものの、新型コロナウィルスのために中止になってしまい、改めてlyric videoとして制作し公開したものです。

長い時間を掛けて準備してきたCDの発売も、たくさんの大きな変更と制約を余儀なくされました。
しかし、発売へ向けて着々と準備は進んでいます。
まるで、この歌のように、へこたれません。

彼らはこの曲を "SONG OF HOPE"(希望の歌)と呼びます。
このタイミングで世界に公開されたこの歌が、たくさんの人の力になりますように。

この歌は英語で歌われ、VocalのRyuさんの生まれ故郷であるイタリア語の字幕と日本語の字幕も付いています。
日本だけにとどまらず、たくさんの人を励ます思いに満ちた歌です。

たくさんの人の心に届きますように。

Ryu Matsuyama Official HP http://ryumatsuyama.com/