おススメ曲!

2011年8月24日水曜日

「唄と詩の蜜月」

「唄と詩の蜜月」
2011年8月31日(水)
代官山・晴れたら空に豆まいて


8月最後のライブ~。
なに歌うかな♪
夏の名残かな?
秋の先取りかな?


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3組の出演者中、KUMAMIは2番目の出演。
今回はKUMAMIのピアノと岩丸さんのドラムの2人編成。
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オープニングは久しぶりに「Anthem」。
KUMAMI一人でステージに登場し、
1 些末

こっそり岩丸さんが登場して、
2 Close to U

「夏最後の歌を」と、
3 Plastic Lover

飲んだ水にむせつつ岩丸さんを紹介し、岩丸さん退場。

「新曲を、弾き語りで」と、
4 未完成の虚像(新曲)
5 帰らない日々

岩丸さんを呼んで(岩丸さん、さっきは付けてたメガネを外しての再登場~)

KUMAMIの独断で夏を終わらせて秋の歌、
6 キンモクセイ
7 Mr.Lonely
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KUMAMIは青の長袖チェックシャツで日焼け隠し衣装。こんがり日焼けしとりました(笑)
セットリストは、夏の名残も秋の先取りもありーの、新曲も久しぶり曲もありーの、のよくばり選曲。


1曲目から全く予想外の「些末」。いろんなおもいで。
そういえば「キンモクセイ」を聴いた時、なぜか脳ミソが勝手にしょーこちゃんのコーラスを挿入するという幻聴がっ!(笑)


さて新曲「未完成の虚像」。とはいえ、まだ完全にイメージを掴み切れてはいないのだけれど。スローバラードな、KUMAMIの新しい、背中の歌。

聴いていて思い出したのは、先日見たテレビ東京「美の巨人たち」の「東照宮の門」の話。曰く、日光東照宮の門の柱には1本だけ逆さまに立てられた逆さ柱というものがある。それは”完成したら後は崩れ去るのみだから”永遠に未完成のままでおくためのもの、とのこと。
ま、私は人間が完成することはないと考える人間だから、望まなくても未完成でいられると思うけど。人間には成長欲求があって、学び続けて成長し続けて、でも全知全能にはなれない。
未完成を願うのは、成長を続けるという宣言と同義かしら?そして人は成長し続ける人から目を離せない(笑)


をや?それとももしかしたら、未完成のままにしたいのは、関係性の方かしら?ま、こっちだとしても、人の繋がりも変化し続けるものだから、完成はないと思うけど。こっちだとすると、微妙に現状維持願いにも聞こえるか。
も一回聴いて、イメージ整理しないと、何とも分からないな~。

そして「このまちで、ずっと、ずっと」のフレーズ&メロディは聞き覚えがある。
去年の12月にメイプルハウスで歌った「この街」か、
3月の加茂さんのチャリティライブの時に歌った「キャラメル」の、
どっちかだと思うんだけど。で、たぶん「キャラメル」じゃなかろうかと思うんだが。どれもまだ1回ずつしか聴いたことないから定かなことは何も言えない。
けどもし「キャラメル」だったとしたら、「キャラメル」は歌のイメージが「一人」で、「未完成の虚像」は歌のイメージが「二人」で。もしかしたら、「0[ZERO]」と「ダイヤモンドの海原」みたいな繋がりでもあるのかな?なんて、思ってみたりして。


なんて、ヘリクツこねて気付く。私にとっては人間こそが未完成の虚像なんだな。


2011年8月6日土曜日

Lunatique ~Special Session Night Vol.2 Summer ~

Lunatique ~Special Session Night Vol.2 Summer ~
2011年8月11日(木)
青山・月見ル君想フ


今回のセッションは何歌うかな~?
楽しみ♪


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KUMAMIは4組の出演者中3番目。
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映画「127時間」のサントラが流れステージの準備が進む中、頭上やステージ袖からシャボン玉がぽこぽこぽこぽこ湧いてくるというサプライズ演出。


しょーこちゃん、岩丸さんが登場しイントロを弾きはじめ、KUMAMIがハンドマイクで登場。
ダンスしながら一節歌って「Boys! Girls!」と掛け声しながらキーボードへ。
1 Plastic Lover
演奏中に譜面台がステージから客席に落下するというアクシデントがあるも、お客さんが戻してくれてそのまま歌いきり、2曲目のイントロ中にささっと譜面台の位置を調整して、
2 カラーセラピスト


ずれていた譜面台のライトも直して、
3 Hero Hero ~愛の行進(仮タイトル / 新曲)


軽くトークしてる内にしょーこちゃんと岩丸さんが言われずとも退場してゆき、その展開に「まさかの?」と見送って笑いを誘いつつ、
4 帰らない日々


しょーこちゃんと岩丸さんを「どうぞ」と招き入れると「しょーこちゃーん!」と客席から声が掛かって「岩丸君にも言ってあげて。ただしーって」と一言。そして今頃になって椅子の高さがイマイチとスタッフさんに直してもらって、
5 0<ZERO>
6 POOL
皆を立たせて
7 Mr.Lonely


ラストセッション
スクリーンに8月2日にあったリハーサルの風景が映し出された後、演奏者としてAkitoshi Kuroda Bandの面々と、ボーカリストとして永崎翔君・山下雄平君・岡野宏典君とKUMAMIの4人が登場。
KUMAMIはいつのまにか前髪UP、そして手にはシャボン玉(手動で小さめのシャボン玉がいっぱい吹き出てくるもの)歌い始めるまでそちこちに吹き出してた。
8 悲しみにさよなら(安全地帯)
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声がね、すごく良く出てました。ノビも声量も申し分なく。
セットリストは、けっこう押しの強めな愛に満ちたサマーセトリ(笑)打ち上げ花火のよう。静かな部類に入るはずの新曲や「帰らない日々」「0<ZERO>」さえ、決して線香花火ではないスケール感。楽しかったー♪


MCは少なめ、告知もなし。そのかわりに曲を詰め込んでの全7曲。


「Plastic Lover」はハンドマイクで出てくるから、そのまま歌い続けるのかなと思ったけど、それはナシ(笑)
「カラーセラピスト」は、なんか、手拍子のピッチがやけに早く感じたんだけど、気のせい?
新曲は、まだまだタイトルも歌詞も変わっていきそうな雰囲気。聴いてて「行進曲のリズムだー」と思ってたら、ホントに行進曲だった。とはいえバラード曲、ゆっくりめで、あと音域も広めなのかな?このゆっくりさと音域はKUMAMIの声がよく生きると思う。まだイメージが入り組んでる感じだけど、砂漠の花のイメージで「月食」思い出しちった。
「帰らない日々」は力のある良い声で丁寧な歌いっぷり。
「0<ZERO>」はバンドバージョン自体がひさしぶりな気がする。嵐のような断絶のアウトロは、いつ聴いてもカッコイイな♪
そして「POOL」「Mr.Lonely」とたたみ掛けて盛り上げるし(笑)
最後のセッションは、また女性歌手の歌を男性ボーカルで歌うのかな?という予想に反して、安全地帯の「悲しみにさよなら」。なつかしー♪なかなか良かったです。


そういえば岡野君のMCで「4年くらい前にKUMAMI君と出会って、つかみどころがない人だなと思った」て言われ、「ああ、4年前と今とじゃ、だいぶライブのスタイルも変わったよね」と思ってたら、「更につかみどころがなくなってた」ときて、ウケた(笑)
いちファンとしてはその、つかみどころのなさがまた、魅力であるのだけれどね。見てて、聴いてて、飽きない。


そして、ふと思う。
KUMAMIには敵わないなぁ、て。
その肯定力、生きることの。