「心を合わせて」
2012年3月10日(土)
代官山・晴れたら空に豆まいて
311前夜のライブね~。
去年317、地震後の最初のライブも晴豆だったね。
停電注意報の最中、最悪帰れなくてもいい覚悟で行ったのを思い出すわぁ。
2月にライブなかったから、1ヶ月半ぶりだし。
今回はチェロとケーナが加わった編成らしく、新しい取り合わせだから見逃したらもったいないし。
楽しみね~♪
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とりあえずセットリストだけ先にUPしておきます。
更新は水曜日頃になってしまうかも、、、です。
とか言っておいて、結局土曜日になりました。
すみません。でも、やっと書けてすっきりー。
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オープニング曲流れる中、暗いステージにチェロの五十嵐あさかさんが登場しスタンバイ。
そしてKUMAMIも登場。
手を上げて曲を止め、
1 悲しい時、楽しい時(インスト)
2 雨の翼
あさかさん退場し、
3 優しい背中
4 みっつめの駅
リコーダーの岩川光さん登場。
5 ボーダーライン
岩川さん退場。
あさかさん登場。
6 ダイヤモンドの海原
7 0[ZERO]
8 未完成の虚像
この後アンコールを求める手拍子が続くも、今回はアンコールは無し。
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2月を通り越して1ヶ月半ぶりのライブは、チェロの五十嵐あさかさんと今回はケーナではなくリコーダーで参加の岩川光さんとの共演。
「悲しい時、楽しい時」は意外にもインストゥルメンタル、チェロと共に。CD収録の音に近い感じだけど、一つの曲として綺麗な音でイイ感じ。
最近、一曲目にインスト曲もってくること多いね。
「雨の翼」が声の状態も表現もすごく良くて「お!」と「コレはすごいぞ」思ったら、
「優しい背中」が静かな、とても感情がこもって響く、声を聞かせるような歌い方で。聴いていて「すごい、すごい」と感じていた。
そしたら、セットリスト全曲通してずっとそんな良い状態を維持してました。
「みっつめの駅」の最後の方の歌詞の歌い上げ方が少し変わっていて、それもイイ感じだった。
リコーダーとの「ボーダーライン」は、笛の音でさらに風のイメージが強まった感じ。
それから、この曲には海や空のイメージがあったんだけど。笛の音がどこか大陸的で、高地や山地の広大さや雄大さといった、山や陸のイメージが加わった感じだった。
この新しい「ボーダーライン」の音でも、音の心地良さは変わらず。
チェロとの「ダイヤモンドの海原」は、ドラマティックな音とイメージがさらに強調されてて、すてき。
ちなみに、どーでもいいことだけど、ここのアウトロで左足が伸びーとしてたのが、なんだか妙に気になってみたり(笑)
「0[ZERO]」のアウトロはやっぱりカッコイイなぁ。今回はチェロとピアノだったけど、ここにリコーダー混ぜても良かったんじゃないかなぁと、後から思ったり。
「未完成の虚像」は堂々とした安定感ある歌い方で。
という訳で今回はどの曲も良かったけど、その中でも「優しい背中」と「ボーダーライン」が私的にツートップでした。
本当に今回のライブは、全体的に急がずゆっくりとした歌い方と、無理なく良い声がよく出ていて。
なにより、感情のこもった声の、大・小・強・弱つけた豊かな表現が、ものすごっっっっっくイイ!
波のような声と波のような感情の表現力。そして集中力も。
良い表現に出会った時の、あの充実したため息が出ちゃうくらいに。
今年のライブはホントすごいよ。
昨日311のドラマを見て、私も317晴れ豆ライヴのことを思い出してたとこ。
返信削除たどり着くまでが大変だったね。
私も帰れなくてもいいや!の覚悟で、懐中電灯、地図、水、食料などを持って行ったなぁ(笑)
いろんな意味で転機にもなった。
あの日が私の2011年No.1ライヴかもしれない。